目次

１・メラニンの関連性

２・ブリーチとは？

３・白髪染め

４・おしゃれ染め

昨今、世界規模でコロナの影響がある中、リモートワークが増え、会社や大学、学業の中でもリモートも増えています。昨年から多いのが、ブリーチをしたインナーカラーや毛先を脱色した２トーンカラーなど、鬼滅の刃の影響もありますが、旅行に行けない自粛しなければならない。皆さん何にお金をかけるか、それは、髪の毛で艶髪やブリーチをして遊んでいると思います。

一方で、就職活動や、国家試験、新社会人、現場実習などでのヘアカラーの色を暗くしなければならないなどがある場合もありますが、地毛髪、明るくしすぎた髪、ブリーチした髪、白髪染めを暗くするのは方法と手当てなどがことなります。

１・メラニンの関連性

• 有害な紫外線から頭部や身体を守る働きがあります。
• チロシン（アミノ酸）がチロシナーゼ（メラニン合成酵素）により、酸化重合してつくられます。
• 毛母細胞のメラノサイト（色素形成細胞）で生産され、髪に取り込まれて髪色が決まります。
• 日本人の黒髪には「ユウメラニン」が多く含まれています。ブリーチ作用によってメラニンが壊されて、髪色が変わります。

まず地毛髪は、もともとがアジア人であれば、基本は黒髪なので暗く染める必要性はありませんが、ヘアカラーで明るくなってしまった髪の毛にはおしゃれ染めでも暗くお色を抑えることができます。

ただし、ブリーチした髪を暗くするには、おしゃれ染めの暗くするのではなく白髪染めのグレイカラーを強くおすすめします。

仮にブリーチした髪におしゃれ染め茶色の５トーンで３％で二剤を塗布し、仕上げると最初は暗いですが、１日経って髪を見ると真茶々な髪色になってる１週間持たずに金髪に戻ったなどがありますが、何故か？答えは単純です。ブリーチした髪にはメラニンがありません。メラニンが多くある髪は簡単に説明すると黒髪です。メラニンが無いためにおしゃれ染めしても、定着する力が無い為、色が直ぐに落ちます。

それとは、違いブリーチした髪にグレイカラー白髪染めした場合、ダークブラウン系の色、５トーン３％で２剤塗布をしたとしましょう。どうなるか・・・白髪染めには、メラニン系の栄養素が沢山配合されている為、定着しやすく仕上がりも自然な暗色になり、まず他者から見て怒られる事はないと思います。しかしブリーチした髪ですので、時間、日にちが経てば、大体１ヶ月で、お色が落ちて色が明るくなります。

それはなぜか、簡単です。

ブリーチした髪の毛にメラニンがないからです。

２・ブリーチとは？

普段から髪のケアを気にかけておくことが良いと思います。

良い状態の髪であればあるほど、ブリーチに限らず施術幅は広がりますし、

得られるクオリティーは間違いなく上がります。

日々どんなお手入れをしているか、アイロンなどはどれくらい使うか、

過去にパーマや縮毛矯正、ブリーチや黒染めの経験はあるかなど、

できるだけ美容師に情報を与えてあげることで、とても考えやすくなります。

ブリーチをした後

ブリーチ後、オンカラーをしたらとてもキレイな髪色が手に入るでしょう。

ブリーチをしなくては手に入らない明度や彩度や透け感。

しかし、その髪色を楽しめる時間はあまり長くはありません。

通常の状態のカラーより、

ブリーチをした髪のカラーは色が抜けてしまうのが数段早いです。

使っているシャンプーや、ホームケアの仕方などにもよりますが、

１週間で色が抜け、金髪の状態に戻ってしまったということはザラです。

色が少しでも落ちにくいことが希望としてある場合は、

しっかりと相談しましょう。

３・白髪染めとは？

いわゆるグレイカラーですが白髪を染めるためブラウン量が濃く入っています。 … 簡単に説明させていただくと白髪が染まる染料が一般のカラー剤とは異なるためになります。 明るめに染めるほど白髪に入る色味は薄くなりシャンプー毎に色落ちは早くなります。 暗めに染めるほど色持ちは比較的良くなります。

４・おしゃれ染めとは？

おしゃれ染めとは黒髪にあるメラニン色素を希望の明るさまで脱色して色味を入れ込むものです。 「髪色が濃くなりすぎてしまった」「思っていたより色味が暗い」と感じる方も多いようです。 「白髪に色が入らない！」という不満が出ないように、濃い目に調整されています。

補足

ブリーチ
「毛髪内部のメラニン色素を破壊して髪色を明るくする」
色素ってある程度の大きさと色素分子内の二重結合で
色を感じることが出来ます。
その二重結合に対してブリーチ剤が発生する活性酸素（発生期の酸素）が
分け入って結合してメラニン色素を分解させます。
なので、明るくするだけのカラー剤です。

白髪染め
「白髪に対してしっかり入るヘアカラー剤」
基本的なメカニズムはヘアカラーと同じです。
違いが有るとすれば、色素量や種類とアルカリ剤の量でしょうか…
白髪はキューティクルが厚いと言われるので、
薬剤が浸透していくためにしっかりキューティクルを開くため
それ相応にアルカリ必要です。
また、細かい色素をぎっしり詰め込む感じです。
多種の色味を組み合わせて色の「浮き」を抑えてたりもします。

ヘアカラー
「髪色を明るくして、そこに色素を入れることで希望の髪色を作る」
ヘアカラーは脱色の効果と発色の効果に二種類があります。
そのバランスで髪色を作ります。
脱色はブリーチと同じようなメカニズムですが、
その後の発色は酸化染毛料という色素の元が
酸化重合の反応で分子が拡大していき
色を発現させていきます。
元の髪の色（メラニン量）とのバランスもあるので
同じ色のヘアカラー剤でも、黒髪と明るい髪とでは発色に違いが出ます。

まとめ

簡単に言います。白髪はメラニンの無い髪の毛の事、ブリーチは黒髪にブリーチを塗布をして、メラニンを抜いた髪の毛の事です。

両方とも、違う様で似ていると言えるでしょう。

ちなみに、ブリーチした髪に暗色グレイカラーをして手入れしなかった場合

１ヶ月ほどで落ちますが、お色を持たせるには、紫シャンプーで暗くしてから一週間は毎日シャンプーをしてください。

一週間以降は週２,３回で結構ですので紫シャンプーをしていただくと少しは明るくなりますが、約１ヶ月半は持ちます。

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